言い訳。

2006年4月30日 過去
『妻が最後に思い出を作りたいって言ったんだ。しょうがなかったんだよ。』
『あの服も妻にこれを着てくれって言われたんだ。離婚するためには、そのくらいしてあげないといけないだろ。』

アキラはそう言った。私が『そんなの信じられない』と言うと、

『あっそう、信じられないなら別にいいよ。僕の事を信じられない人とは一緒にいられない。』と簡単に言う。

先に離婚した私は圧倒的に不利だ。

信じるふりをしてアキラを許すしかない。

アキラの妻は、アキラと別れる気がないらしい。
そこで、アキラは胃がんの手術が終わったら、離婚調停の申し立てを行うと約束してくれた。



その後、アキラの胃がんの手術が行われた。アキラは1週間の休みをとった。
胃がんの手術に1週間は短くないか?と疑問に思ったが、仕事が忙しいので医者に頼み込んで、入院期間を短くしてもらったらしい。
手術も内視鏡で行われるので、回復が早いらしい。

手術が終われば・・・離婚調停が始まる。あと少しの我慢だ。


しかし、私の期待を裏切る情報が次々と私の耳に入ってきた。
世間は狭い。

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